大阪のあべのハルカスにある人材紹介会社「人財クリエイション株式会社」です。
採用担当者が面接時に、明確な採用の基準を持たないまま採用活動を行ってしまうと、人材のスキルが活かせないことや、早期の退職を招くなど、様々な悪循環が生まれる結果となってしまいます。
今回は「求職者のどういった部分に注目すれば良いの?」という疑問をもつ採用担当者の皆様のために、人材の良し悪しを瞬時に見抜くためのポイントをまとめてみました。
【良い人材とは「自社に合った人材」のこと】
採用担当者の皆様は、普段応募者のどのようなところに注目して採用活動を行っていますか?
面接ではつい即戦力となるかどうかや、求めるスキルの有無やポテンシャルを、経歴や志望動機から探ろうとしてしまいがちです。当然重要な要素ではあるのですが、最も見抜くべきポイントは、「自社に適合してくれる人材かどうか」という点なのです。
というのも、どれだけ経験が豊富で優秀なスキルを持った人材であっても、その人が自然体で行動したり、発言したりできる環境がなければ、実際の業務で思うように成果を上げてもらえるとは限らないのです。
つまり、面接において「自社に合った人物なのか」という観点で人材を判断することは、最重要であると言えます。
【「会社に合った人材」を見抜けない理由とは?】
社内環境にうまく適合する人かどうかを見抜くことは、一見簡単なように思えます。
しかし、なぜ実際は採用担当者同士で意見が分かれたり、入社後間もなく「合わない人材」だったと判明するなど、ミスマッチが起こってしまうのでしょうか。
そのたった一つの理由が、面接での評価が全て、「主観」で行われているからです。
そもそも何をもって自社に合った人材としているのかといった明確な基準を持ち、定義することが行われないまま面接しているケースが多く見られます。
そのため、主観的な評価からの脱却を目指し、自社に合った優秀な人物像を明確化することが、良い人材を採用する近道です。
[良い人材の定義とは]
・社内の環境に適応し、自然に行動・発言したうえで成果を追求できる人
・企業独自の文化や、風土にマッチする人
・スキル・キャリアと実施に従事する業務内容が合致しており、活躍が見込める人
【面接で「自社への適合性」を判断できる質問3選】
『1.企業理念や、風土ついて直接意見を求める』
会社と価値観が合っているかを確かめる方法です。
従業員と企業が向いている方向が同じであれば、自ずと環境に合わせた働き方をする良い人材に違いありません。
『2. 仕事の進め方を聞いてみる』
実際の業務の進め方を具体的にヒアリングすることで、コミュニケーションの手法や行動の本質を探ります。
従業員同士でうまく協力し、やっていけるかどうかを見極める上でとても役立ちます。
『3. 企業が抱える問題や課題を正直に開示してみる』
応募者の前職や競合他社と自社を比較し、異なる点や劣る点を開示し、意見を求めます。
マイナスな情報を与えることは億劫になりがちですが、これらは入社間もなく明らかになることです。むしろ、面接時に説明してしまい、価値観を見抜く材料にしてしまうことが懸命な判断と言えます。
【「どんな人材が必要か」を知るには、まず自社を知る】
いかがでしょうか。
面接で人材の良し悪しを見抜くには、まず「自社に合うかどうか」を判断するということをお伝えしてきました。
しかし、その「何をもって合うとするのか」といった基準を作るために、まず採用担当者自身が自社を理解することが先決なのです。
そもそも人事という立場で仕事をする中で、自分は実際に会社についてどう感じているのかや、他の社員が働きながらどう思っているのか等、自分自身が会社と向き合って評価してみましょう。
その上で、「自社に合う人材」の定義を確立し、そのうえで客観的な評価を一度行うことができれば、面接で良い人財を主運時に見抜けるようになるのです。
人財クリエイション株式会社には、高いポテンシャルを秘めた若手から、管理職従事経験を有するベテラン人材まで、様々な求職者様からご登録をいただいており、いずれも企業での活躍が期待できます。担当エージェントによる良質なマッチングのうえ、クライアント企業の採用ニーズに沿った人材のご紹介をいたしておりますので、こちらまでお気軽にお問い合わせください。
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