1.【洋蘭と東蘭】
私たちがお花屋さんで目にする観賞用の豪華な蘭の仲間、例えば、胡蝶蘭やシンビジウム、デンドロビウムなどは「洋蘭」と呼ばれるものです。
イギリスで品種改良され明治時代に日本に輸入されたので「西洋蘭」と呼ばれたところからきています。
対して、「東蘭」と呼ばれる蘭があります。
これは古典園芸植物と言われるもので、中国や日本原産の蘭です。
春蘭や寒蘭がこれにあたります。
今回は私たちにとって身近な、洋蘭について、その一部をご紹介していきたいと思います。
2.[洋蘭の種類と特徴]
東南アジア原産でイギリス人により人工交配で品種改良され観賞用となったもの。
2-1.『シンビジウム』
東南アジア原産で花茎は真っすぐか垂れ下がって伸びる。
品種改良が最初に行われた品種であり、日本では胡蝶蘭に次いで出荷数が多い。
2-2.『カトレア』
中南米原産で、花茎は真っすぐ伸びる。
花茎から出る花の数は他の洋蘭に比べると少ない。
洋蘭の女王と呼ばれ、ラン全体の中で最もポピュラーな種類。
2-3.『コチョウラン(ファレノプシス)』
東南アジア原産で花茎は傾斜し80㎝ほど伸びる。
10数個の花をつけるものが多く、日本では「胡蝶蘭」という名で親しまれている。
2-4.『デンドロビウム』
東南アジア原産で、茎は多肉の棒状になることでそこから節ごとに葉を出し、花茎も同様に節から出てくる。
原種が1000種以上あるといわれ、品種改良によって多種多様な花色のものが流通している。
この種の一部に「デンファレ」という種類がある。
2-5.『オンシジウム』
中南米原産で、枝分かれをした茎の先に2㎝ほどの花を沢山つける。
切り花としての流通も多く、ふんわりと広がる特徴から、花束やフラワーアレンジメントによく利用される。
3.今回ご紹介した種類は数あるランの中のほんの一部です。
植物の一割が蘭の仲間といわれるほど、多種多様で生命力の強いランはそれこそが
特徴ではないでしょうか。
種類、原種、用途などまだまだ奥の深いランの世界に一度触れてみてはいかがでしょうか。
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