総論
社会保険の制度、種類、内容をご案内します。
社会保険とは一般的には国民生活を保障するための公的な保険制度の総称で、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などがあります。
各論
健康保険
業務外のケガ、病気、死亡または出産への保障をする医療保険。法人に勤務する方が加入するものです。対して自営業者などが加入するのが、国民健康保険です。
ケガや病気などでかかった医療費の一部を負担する公的な医療保険です。被保険者が給与額に応した、保険料を支払うことで、保険の給付を受けることができます。
厚生年金
法人に勤務する人が加入し、全国民が加入する国民年金に上乗せされる形で、加入者の老齢、障害、死亡時の保障として、年金の給付が行われます。年金の給付は加入者や家族を対象に行われます。
雇用保険
労働者の安定した雇用や就業の促進を目的とした保険制度です。
主な給付として、失業した際に一定期間受け取れる、求職者給付いわゆる失業保険があります。そのほか、育児・介護などで休業した場合に支給される、育児休業給付・介護休業給付などがあります。また助成金なども雇用保険から給付されます。
労災保険
仕事中や通勤中に起きた事故や災害が原因のケガや病気、死亡に対して、保障を行う保険制度です。給付の方法は年金や一時金があり、死亡に対しては遺族に給付されます。
ほかには介護保険も社会保険の一部とされています。
まとめ
以上のように様々な保険の種類により、社会保険制度は成り立っています。事業主は従業員を雇用したときは、それぞれの保険の加入手続きが必要です。
社会保険労務士法人Real&Cloudでは、各種加入手続きを代行しています。
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