【有価証券とは】
有価証券とは、財産的価値のある証券・証書のことです。有価証券によって、財産的価値を簡単に譲渡することが可能です。具体的には、株券、国債証券、社債券、身近なところでは、小切手、商品券、各種プリペイドカードなどが挙げられます。
《有価証券・有価証券に該当しないもの 一例》
※国税庁HPより引用
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/inshi/19/09.htm
【有価証券の分類】
有価証券は、会計上、保有目的によって4つに分類されます。
なお、保有目的によって会計上の処理が異なり、原則、あとから処理を変更することはNGですので、最初にきちんと決めておく必要があります。
《売買目的有価証券》
購入したあと、差額で儲けをだす目的で保有する有価証券のことをいいます。
いわゆるトレーディング目的の株券などです。
《満期保有目的債券》
満期まで保有する目的の有価証券のことをいいます。
定期的に利息の支払をうけ、儲けが発生します。発行元が満期まで利息支払をしつづけられるか？など、見極めて購入することが重要です。
《子会社および関連会社株式》
いわゆる親会社にあたる企業は、子会社・関連会社の株式を一定割合以上、保有しています。
この株式が、子会社および関連会社株式です。
《その他有価証券》
ここまでに挙げた3つ以外の有価証券です。
【まとめ】
有価証券を保有している方も、これからの購入を検討されている方も、会計処理に関してお悩みの際は、是非、専門家である税理士までご相談ください。
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