仕事では、「笑顔」が大切です。特に、接客業は常に「立ち姿と笑顔」
を意識しておくこととよく言われていますね。笑顔はとっても大切なのですが、使い方や作り方によっては、良い印象を与えるはずの笑顔が悪い印象になりかねないのです。今回は「笑顔」についてご紹介致します。
【笑顔とは】
「笑う顔」と書いて笑顔と書きます。さて、皆さんはどんな時に笑顔になりますか？
面白いテレビを見た時に声を出して笑う、友達とお話している時に面白くてケラケラ笑う、仕事で営業している時ににこやかに笑う、兄弟が怒られていてシメシメと笑う、美味しいご飯を食べて幸せを感じて笑う、驚きすぎて笑う、等々シチュエーションは、様々ですよね！
シチュエーションがあればあるほど、笑顔の種類もそれだけあるのです。
今回は、営業スマイルの使い方と作り方について、当グループの社員を例にご紹介します！
【スマイルレベル1 微笑み笑顔】
口角が上がるまで頬を持ち上げて、唇は閉じて、歯が見えない笑顔。
鏡を見ながらポイント！
口角を上げても微笑み笑顔に見えないときは、目を少しへの字にのなるようにして一番いい微笑み笑顔を調節してみましょう。
「微笑み笑顔」は、なぜか男性より女性の方が上手です。
【スマイルレベル2 優しい笑顔】
唇に力を入れないで頬を目尻に向けて持ち上げると自然と唇が開いて上の歯が見える笑顔。
鏡を見ながらポイント！
上の歯が見えたままで、口や頬、目の筋肉を動かすと色んな形の笑顔ができますので一番表情の明るい笑顔を調整してみましょう。
歯が見えている優しい笑顔は、写真映えのする笑顔です。
【スマイルレベル3 ニコニコ笑顔】
頬と目尻を近づける感覚で、さらに頬を持ち上げ目が細くなる明るい笑顔。
鏡を見ながらポイント！
自然に最大の笑顔になったときと同じ顔が一番素敵なので、鏡を見ながら、目の大きさやほうれい線の出方など意識し、調節してみましょう。
お口の中を見せることはNGで、歯と歯茎が見える程度がちょうどいいです。
【こんなときの笑顔は？】
①相手の話を聞くとき、常に笑顔でいなくちゃいけない・・・間違いです！
話し手の表情と話す内容に合わせて、聞き手も表情を変えるのが良いです。
例えば、自転車でこけた話を聞いているときは
「痛かったですね（悲）」「腹立たしいですね（怒）」という表情で相談を聞くのがGOOD！
言葉にしなくても表情で表現することで、相手も親身になって聞いてくれていることを
分かり、信頼関係ができやすくなります。
②恥ずかしくて控えめな笑顔で対応してしまう・・・ダメです！
性格上の問題もあるので、難しいですが、
嬉しいときは「嬉しい笑顔」を隠さずにリラックスして笑ってみましょう。
すごく嬉しいのに、照れて嬉しさを隠して小さな笑顔になってしまうと相手は嬉しくな
いのかな～と不安になってしまいます。
③笑ってればどうにかなる作戦・・・絶対NG！
よく分からないことがあると笑う、怒られても笑う、話の相づちが笑い という人がいま
す。これは、明るい人だな～と好印象になるのではなく逆の悪印象に繋がります。
すぐ笑って誤魔化す、うるさい、伝わらないので話しててイライラする ということです。
笑うことがダメなのではありませんので、相手の表情を見て、素直な気持ちで対応するこ
とが大切です。
【最後に】
ビジネスでは、笑いたいことがなくても笑顔でないといけないこともあります。笑いたくなくても笑顔でいれば良い風に進むこともあり、笑顔のパワーは、ある意味「自分の御守り」のようなものです。また、「営業スマイル」という言葉があるくらい、ビジネスでは常に笑顔が大切なのです。
ちなみに、笑顔が上手でなければ、陰で「あの人、営業スマイル見え見えでしたね」などと言われる可能性もありますので、どれほど自然な笑顔を作れるかが大切です。
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