旅館業許可申請を行う場合、どのような書類が必要になるのでしょうか?旅館業の種類や各自治体によって異なってくる部分もありますが、代表的なものをご紹介いたします。
【代表的な必要書類】
1旅館業許可申請書
誰が、いつから、どのような旅館業をするのかといった項目を記載する書類。一目で、どのような申請が分かる書類。これ以降の書類は、この書類を詳細が記載された書類といったイメージ。
2構造設備の概要
旅館業施設の詳細を記載する。何階建か?建築面積は?客室それぞれの面積・定員は?といったことを記載。
3建築基準法に基づく検査済証(仮使用認定通知書)の写し
これは、公的な書類なので作成する書類というよりは、コピーをとって添付するだけ。
4消防法令適合通知書
消防署が発行してくれる書類。事前に消防署との打合せや、消防署により現場確認が行われる。法改正もあるので、最新の消防法令の基準を満たす設備が必要。意外と費用がかかる場合がある。また、取得には時間がかかるので、早めに取得準備を。
5法人の場合は登記事項証明書
法務局で発行してもらう書類。登記情報サービス(ネット)を使って取得できるものは不可と考えておくほうが無難。
6周囲の見取図
旅館施設の周辺を示した書類。グーグルマップなどのイメージ。
7各階の平面図
建築確認や、消防法令適合通知書取得の際にも必要になってくる書類。基本的には業者の方が作ってくれる書類を応用すれば作成可能。
平面図に客室の寸法を記載する場合がある。また、寸法は、客室の内寸で記載し、建築確認等の平面図で記載されている寸法とは異なることがあるので注意が必要。レーダー測定器はあると便利。
8立面図
旅館施設の正面や側面から見た設計を図示したもの。
ざっと代表的な書類を紹介しましたが、この他にも必要に応じて、その他の書類の提出を求められる場合がありますので、事前に申請窓口に確認することをお勧めいたします。
<参考文献>
大阪市ホームページ
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000435704.html#11
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