【法定調書ってどんなもの??】
「法定調書」とは、所得税法、相続税法、租税特別措置法などの規定により、税務署への提出が義務づけられている書類のことをいいます。法定調書は、60種類存在(平成30年4月1日時点)し、大きくわけて「支払調書」と「源泉徴収票」の2つに分類することができます。今回は一般的に企業で使用する法定調書について解説したいと思います。
【法定調書の種類と法定調書合計表とは?】
[主な法定調書の種類と提出義務者について]
主な法定調書の種類とその提出義務者については、下表のようなものがあります。
※国税庁のHP参照
[法定調書合計表]
No.1~No.6までの「支払調書」と「源泉徴収票」は、税務署へ提出しなければなりません。この法定調書の束を集計して表紙になるのが、「法定調書合計表」です。
[提出期限]
法定調書の提出期限は、原則として、翌年1月31日までに税務署へ提出しなければなりません。つまり、平成30年に支払が発生した場合、平成31年1月31日までに書類を提出する必要があります。なお、法定調書を提出する場合は、表紙となる法定調書合計表も一緒に提出する必要があります。
【まとめ】
「法定調書」といっても、「支払調書」や「源泉徴収票」などさまざまな書類が存在し、判断に困ることが多いと思いますが、各書類のポイントを押さえて、必要があるものとそうでないものを把握し、期日までに提出できるようにしましょう。
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