【支払調書ってどんなもの??】
「支払調書」とは、「源泉徴収票」と同じ法定調書の1つで、弁護士や税理士などに対して支払われる報酬やオフィスの賃貸料の支払いが発生した場合など、一定の要件にあてはまる場合に作成されます。今回は支払調書の特徴について簡単に解説したいと思います。
【支払調書の提出について】
[支払調書とは??]
「支払調書」とは、「源泉徴収票」と同じ法定調書の1つで、「誰に、何の費用として、年間どれぐらい支払ったのか」を税務署に提出するための書類です。弁護士や税理士などに対して支払われる報酬やオフィスの賃貸料の支払いが発生した場合など、さまざまな種類の書類があります。
[支払調書が必要になるのはどんな時?]
支払調書は、報酬などの費用を支払った企業などが税務署に提出する義務はありますが、すべての取引について、必ず提出しないといけない書類ではありません。それぞれの支払調書には「提出範囲」が規定されていますので、その範囲に該当する場合に提出が必要となります。
提出範囲については、国税庁のHPを参照してください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hotei/houtei301.htm
[提出期限]
支払調書の提出期限は、原則として、翌年1月31日までに税務署へ提出しなければなりません。また、提出の際には、「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」を作成し、支払調書を一緒に税務署へ提出する必要がありますので、注意してください。
【まとめ】
提出する必要がある支払調書を提出しなかった場合には、罰則が科せられる可能性があります。所得税法第242条に、提出期限までに税務署長に提出せず、又はこれらの書類に偽りの記載若しくは記録をして税務署長に提出した者は「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する」とありますので、早めに準備をし、提出期限までに提出できるようにしましょう。
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