【利払日】
株式や社債といった有価証券について、利息が支払われる日を、利払日といいます。有価証券は利払日ごとに売買されるわけではないため、利払日到来前の売買について、日割り計算で配当を分割します。
【端数利息】
直前の利払日の翌日~売買日までの利息を指します。
例)〇△株式会社の発行する社債は、6/30に利払日をむかえた。次の利払日は9/30である。
Aさんは6/30の利払日のあと、7/31に、Bさんに社債を売却した。
Bさんは9/30の利払日まで保有しており利息を受け取った。
→利払日9/30が到来した時点で社債を保有しているのはBさんです。
しかしAさんも、7/1(利払日翌日)~7/31までの保有期間分の利息を受け取る権利があります。
この、7/1~7/31にあたる期間の利息を、端数利息といいます。
端数利息は、日数で細かく計算されるため、たとえば7/12に売買が行われていれば、
端数利息にあたる期間は、7/1~7/12となります。
【まとめ】
売買目的有価証券について、利息は、保有していた期間に応じて計算されます。利払日を待たずに売買しても、保有していた期間分、利息の受取可能です。なお、固定資産の減価償却などは月ごとの計算ですが、利息については日ごとの計算です。
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